最終更新日:2019年11月25日
- UMIDIGI A3Sを追加
- UMIDIGI A3Xを追加
- 2018年版のUMIDIGIスマホまとめはこちら
で、結局「UMIDIGI スマホ」は何を買えばいいの!?
UMIDIGIスマホのスペックをシリーズで仕分け
次から次に発売されるUmidigi スマホですが、2019年だけでも発売予定まで含めると、なんと10機種が発売されました。(2019年11月現在)
何がどう違うのか分かりづらいUmidigiスマホですが、まずはシリーズにカテゴリ分けをしてみます。
2019年に発売されたシリーズ
現行のシリーズを価格帯を参考にクラス分けしてみます。微妙ではありますが上から、価格が高い=スペックが高い(?)順となります。
- Sシリーズ
- Fシリーズ
- Xシリーズ
- Powerシリーズ
- Aシリーズ
ではいよいよ2019年に販売されたUMIDIGIスマホの解説を、私見を交えながら始めます。
発売日はおおよその日付となっています。というのも、予約受付開始は8月で実際に発送開始されるのは10月だったりとか、何を持って発売日と言えるのかが微妙ですので…
また定価も若干曖昧ですがご了承ください。これも定価と実売価格に差がありすぎますので…
現時点でのamazon等での実売価格も参考までに載せておきます。
2019年発売のUMIDIGIスマホ一覧
以下の8機種が発売(発表)されました。ではそれぞれを解説していきます。
1月 UMIDIGI F1
OS | Android9.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P60 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 6.3型/水滴ノッチ |
アウトカメラ | 16MP+8MP |
インカメラ | 16MP |
バッテリー容量 | 5150mAh |
定価 | 199ドル |
実売価格 | 19,777円(Amazon) |
その他 | 初のAndroid9搭載 |
厳密には発売は2018年12月になるかもしれませんが、2019年版に入れさせていただきました。
新年早々これは期待度マックスで登場した機種です。私も速攻で飛びつきました。1月後半に届きましたが、気持ちのいい新年となりましたね〜
当時の実売価格は21,000円程度でした。
Amazonのスマホランキングでも上位を占めていました。
荒野行動も画質を中程度にすればサクサクプレイできるという、バランスの取れた機種です。
初めはカメラの赤の発色がおかしくて、人物の唇の色が紫色になることから、ゾンビカメラとも呼ばれていました。しかしこれはアップデートで解消されました。
一つの目安として、Helio P60で私的には十分なパフォーマンスを発揮できると分かった機種でもあります。
3月 UMIDIGI F1Play
OS | Android9.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P60 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 6.3型/水滴ノッチ |
アウトカメラ | 48MP+8MP |
インカメラ | 16MP |
バッテリー容量 | 5150mAh |
定価 | 270ドル |
実売価格 | 22,837円(Amazon) |
その他 | F1の上位機種 |
発表は2月だったでしょうか…購入したばかりのF1を満喫していた頃に発表され、買い替えをかなり悩みました…
- 変更点
- RAM4GB→ 6GB
- ROM128GB→64GB
- メインカメラ16MP→48MP
- 価格 +約5千円
要は、
「ROM容量は減るけど、RAMとカメラ性能がアップしてる上位機種を出すよ♪だってF1が売れまくってるから速攻で作っちゃった♪」
ってことでしょうか…5千円の差で、このカメラ性能の違いは大きい…
今から買うならこちらをオススメします。
4月 UMIDIGI S3 Pro
OS | Android9.0 |
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SoC | Mediatek Helio P70 |
メモリ | 6GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 6.3型/水滴ノッチ |
アウトカメラ | 48MP+12MP |
インカメラ | 20MP |
バッテリー容量 | 5150mAh |
定価 | 300ドル |
実売価格 | 255ドル(Ali Express) |
その他 | 高級セラミックデザイン |
UMIDIGI F1で一躍有名(?)スマホメーカーとなってしまったUMIDIGIが、意気揚々と発売したのが(UMIDIGIの中では)ハイスペックスマホのこの機種です。
UMIDIGI F1より1万円ほど高価ですが、スペック面とカメラ性能が強化されています。
しかし!!
一部ロットで製造されたものが不良品だったようで、それを掴んだ人達が激おこ!しかもUMIDIGI日本代理店に連絡をしても無対応だったとか…
少し賢い人はAmazonの保証サービスを使って返金された人もいたようですが、泣き寝入りした人も…
ここでUMIDIGI嫌いになった人も多いようです。
まあしかし、優良品を掴めた人の満足度は高いようです。
現在はUMIDIGI直営店からのAmazonでの取り扱いはありません。不良品騒動のせい…?
5月 UMIDIGI A5 Pro
OS | Android9.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P23 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 32GB |
ディスプレイ | 6.3型/水滴ノッチ |
アウトカメラ | 16MP+8MP |
インカメラ | 16MP |
バッテリー容量 | 4150mAh |
価格 | 158ドル |
実売価格 | 13,777円 |
その他 | 120°超広角撮影、2.5D湾曲ガラス仕様 |
UMIDIGIスマホの中でロースペックシリーズのAシリーズとなります。S3 Proが(UMIDIGIでは)高額だったので安さが際立ちます!
前身は2018年に格安スマホとして話題になった、UMIDIGI A3 Proです。
ハイスペックなゲームは遊ばないし、「スマホは電話ができてLINEやSNS等がそれなりに使えれば良い。」という人向けの格安スマホです。
私は初めてのUMIDIGIスマホはUMIDIGI A3でした。
6月 UMIDIGI Power
OS | Android9.0 |
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SoC | Mediatek Helio P35 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
ディスプレイ | 6.3型/水滴ノッチ |
アウトカメラ | 16MP+5MP |
インカメラ | 16MP |
バッテリー容量 | 5150mAh |
定価 | 149.99ドル |
実売価格 | 15,777円 |
その他 | 可もなく不可もなく |
私的には微妙な位置付けのPowerシリーズです。定価がA5Proよりも8ドル安いので、Aシリーズよりも低価格路線なのでしょうか…?
Powerというだけあって、バッテリーが凄いの!?と思っていたら、F1等と同じ5150mAhですし…いや、5150mAhでも凄いは凄いんですけどね。
デザインもこれといった特徴がありません。
うーん…
パーツが余ってるからとりあえず作ってみた!?的な…??
8月 UMIDIGI X
OS | Android9.0 |
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SoC | MediaTek Helio P60 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 6.35型/水滴ノッチ |
アウトカメラ | 48MP+8MP+5MP |
インカメラ | 16MP |
バッテリー容量 | 4150mAh |
定価 | 249.99ドル |
実売価格 | 23,777円 |
その他 | 120度超広角撮影、画面内指紋認証、2倍ズーム、有機EL |
UMIDIGIもけっこう推しな感じでガチガチでプロモーションしていたUMIDIGI Xです。
名称がりんごの某機種のⅩ(テン)に似ていますが、X(エックス)です。
最初の〇〇人には、ワイヤレスイヤホンのUpodsがプレゼントされるとか、早期注文の方にはお得感を出しまくっていました。
実際に買った人の評判もまずまずのようです。外観も黒地に赤いラインが入っていてデザインも良しです。
しかし…
UMIDIGI Xの早期予約が終わった頃に発表された新機種…UMIDIGI F2
明らかにF2のほうが性能面が上で、OSも最新のAndroid10搭載なのに価格は変わらず…
UMIDIGI Xを予約注文して届くまでの時間に、UMIDIGI F2にすれば良かったと後悔する人も続出…
何が何でも画面内指紋認証を試したいって人でなければ、UMIDIGI F2の方が良いかと私は思います。
でもUMIDIGI Xも出来は悪くはないようです!買った人の満足度は高いようです。
(あー、買わなくてよかった…)
10月 UMIDIGI F2
OS | Android10 |
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SoC | MediaTek Helio P70 |
メモリ | 6GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 6.53型/パンチホール |
解像度 | 2340×1080/FHD+ |
アウトカメラ | 48MP+13MP+5MP+5MP |
インカメラ | 32MP |
バッテリー容量 | 5150mAh |
その他 | 120度超広角撮影、接写撮影 |
まさかF1の後継機がこんなに早く出るとは!
これは速攻で予約注文しました。執筆現在(11月4日現在)はまだ到着していません。早くて11月末頃でしょうか…
スペック面から推測しますと、UMIDIGIスマホの良いとこ取りの安定したスペックだと思います。
OSも最新のAndroid10が搭載されています。
今でもF1は問題なく快適に使用しているのですが、主に以下の点が変わっています。
- 画面
水滴ノッチ→パンチホール - SoC
Helio P60 →Helio P70 - メモリ
4GB →6GB
※F1Playは6GB - アウトカメラ
12MP →48MP
超広角カメラ搭載、マクロレンズ搭載 - インカメラ
16MP→32MP
どう考えても、UMIDIGI S3 Proよりも低価格でハイスペック!現状で最強のUMIDIGIスマホでしょう♪
届いたらレビューしますね。
11月 UMIDIGI Power3
OS | Android10 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P60 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
ディスプレイ | 6.53型/パンチホール |
アウトカメラ | 48MP+13MP+5MP+5MP |
インカメラ | 16MP |
バッテリー容量 | 6150mAh |
定価 | 199.99ドル |
その他 | リバースチャージング |
前機種に比べて個性が出てきましたね。バッテリー容量が6,150mAhで、UMIDIGIで過去再大容量となっています。これでこそPowerですね。
また、リバースチャージングが搭載され、スマホがモバイルバッテリーになるという仕様です。
UMIDIGI Powerをサブスマホとして考えた場合、メインスマホを充電できるというメリットがありますね。
SoCもHelio P60 ですので、F1 で実証されたようにパフォーマンスは十分だと思われます。
バッテリー容量に特化した特徴あるシリーズになりましたね♪
11月 UMIDIGI A3S
OS | Android10 |
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SoC | MediaTek MT6761 |
メモリ | 2GB |
保存容量 | 16GB |
ディスプレイ | 5.7型 |
アウトカメラ | 16MP+5MP |
インカメラ | 13MP |
バッテリー容量 | 3950mAh |
定価 | 79.99ドル |
その他 | Umidigi A3 の後継機 |
いきなり発売されたUMIDIGI A3Sです。これは2018年に発売されたUMIDIGI A3のアップグレード版と言えますね。
A3からの主な変更点は、
- OS
Android9→Android10 - SoC
MediaTek MT6739→MediaTek MT6761 - ディスプレイ
5.5型→5.7型 - アウトカメラ
12MP+5MP→16MP+5MP - インカメラ
8MP→13MP - バッテリー
3300mAh→3950mAh
となっています。まあ、全体的に少しずつスペックアップで、お値段ほぼ据え置きとなっています。
8千円程度なのに、OSが最新のAndroid10なのは嬉しいポイントでしょうか。
私が初めて買ったUMIDIGIスマホは、Umidigi A3 でしたので親近感が湧きますね。
1万円の【UMIDIGI A3 レビュー】SIMフリースマートフォンがコスパ最強すぎた!
スマホにお金を掛けたくない!とりあえずSNSやWEB閲覧ができればいい!って人向けの格安スマホですね♪
11月 UMIDIGI A3X
OS | Android10 |
---|---|
SoC | MediaTek MT6761 |
メモリ | 3GB |
保存容量 | 16GB |
ディスプレイ | 5.7型/切り込みノッチ |
アウトカメラ | 16MP+5MP |
インカメラ | 13MP |
バッテリー容量 | 3300mAh |
定価 | 93.32ドル |
その他 | Umidigi A3Sの兄弟機 |
UMIDIGI A3Sと同時に発売されたUMIDIGI A3Xです。
いい加減にしr…おっと独り言です(汗)
A3Sとの違いは、
- 端末サイズ
ディスプレイサイズは同じなのに端末サイズは小型化(ノッチ幅の差) - メモリ
2GB→3GB - バッテリー
3950mAh→3300mAh - 定価
79.99ドル→93.32ドル
日本円で1,500円ほどの差で、微妙なスペック差…デザインはこのA3Xの方が良いですね。
お好きな方をどうぞ…
まとめ
UMIDIGIスマホは、発売されて1〜2回目の端末アップデートがされてからが本来の機種性能となると思えます。
というのも、UMIDIGIは端末の予約販売を開始してからも、その端末のソフトウエアの開発を大急ぎでやっているようなのです。
ということは、端末のソフトウェアが中途半端なままで発売をしているわけです。
パーツや箱等を流用しているため、低価格に抑えている面があります。ですので、背面のデザイン以外の形状はどれも似ている感じです。
また、ユーザーフレンドリーな一面がある一方で、お国柄が出ている面もあるようです…
例えばS3 Proの不良品対応では最悪だったようです。またAmazonの販売ページは、低評価が増えると新たに販売ページを作り直して移転するというのはデフォルトのようです。
先行予約で割引セールをするのもデフォルトですが、日本のAmazonで販売される頃には、割引き価格と同価格帯になっていることが多いです。
ですので、急いで買う必要がなければ返品などのサポート面で安心できるAmazonで買うほうが良いかと思います。
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